AQL

AQL (: Acceptance Quality Limit[1])とは、合格品質水準のことである。 工程平均として十分だと考えられる不良率(不適合率)の上限など、合格することのできる最低限の品質を指す。

AQL の Acceptance とは受入れを指し、購入者が合格品質水準を満たしていると判定して受け入れて購入に至ることを意味する。合格品質限界または合否判定基準と訳されることもある。

製品の性質上、不良が安全性に深刻な影響を与える場合は、100%が良品であることが求められるので、AQL 保証をすることに意味がない。

  1. ^ かつての日本やアメリカの MIL-STD-105 では AQL は Acceptable Quality Level の頭字語とされた。しかし、ISOISO 2859-1:1999 では、acceptance quality limit (AQL) とされ、それに一致する 日本産業規格である JIS Z 9015-1:2006 でもそうなっている(#歴史と経緯を参照)。

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