Assistive Technology Service Provider Interface (支援技術サービス・プロバイダ・インタフェース、略称: AT-SPI) は、アプリケーションソフトウェアがツールキットに依存せずアクセシビリティ機能を提供する方法。 GNOMEプロジェクトが開発した。 AT-SPIツールキットは、アプリケーションコンテンツの論理的な表現を提供する。 スクリーンリーダーまたは拡大鏡のような有用な支援アプリケーションは、障害者にアプリケーションの閲覧・対話を可能にする。
AT-SPIは、Linuxデスクトップ・テスト・プロジェクトやDogtailのようなツールを使用して、ユーザインタフェースの自動テストにも流用できる。
2012年7月の時点では、GTK++2、Java / Swing、Mozillaスイート、StarSuite / OpenOffice.org / Apache OpenOfficeとQt 4[1]にて提供されている。
Linux Foundationは、AT-SPIをLinuxの標準として採用することを検討している[2]。