「Circle of Life」 | ||||||||
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エルトン・ジョンのシングル | ||||||||
収録アルバム | 『ライオン・キング/オリジナルサウンドトラック』 | |||||||
リリース | 1994年8月9日 | |||||||
録音 |
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ジャンル | ポップ・ロック | |||||||
時間 | 4:51 | |||||||
レーベル | ||||||||
作曲者 | エルトン・ジョン | |||||||
作詞者 | ティム・ライス | |||||||
プロデュース | ハンス・ジマー | |||||||
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「Circle of Life」(サークル オブ ライフ)は、ディズニーのアニメ映画『ライオン・キング』で使用された曲。作詞ティム・ライス、作曲はエルトン・ジョンで[1]、カーメン・トゥイリー(低音の女性リードヴォーカル)とレボ・M(ズールー語によるオープニングヴォーカル)の歌唱による、この映画のオープニング主題歌である[2]。インタビューで、ライスはジョンの作曲スピードに驚かされたと述べている:セッションを開始した午後2時くらいにジョンへ歌詞を渡したんだが、午後3時半には作曲を済ませ、あっと言わせるような素晴らしいデモを録音し終えていた
[3] エルトン・ジョンはロンドン・コミュニティ・ゴスペル・クワイアと(歌詞に手を加えた)ポップ版も制作し、映画のサウンドトラックに収録されミュージック・ビデオも撮影された。
「Circle of Life」は1994年のアカデミー歌曲賞に、この映画の挿入曲である“Hakuna Matata”と“I Just Can't Wait to Be King”とともにノミネートされ[4][5]、その後栄冠を勝ち取った[4]。この曲はグラミー賞最優秀楽曲賞にもノミネートしている。Billboard Hot 100での最高位は18位[6]。Billboard Hot 100史上、ディズニーのアニメ映画の楽曲としては第8位のヒット曲である(2022年4月9日付時点)[6]。またイギリスにおいては11位を記録している。ライオンキングをモチーフとしているディズニーテーマパークのアトラクションやパレードでは頻繁にこの楽曲が用いられている。マイケル・クロフォードは、2001年にリリースした『ディズニー・アルバム』において同曲をカバーしている。
この曲はディズニーの2019年のCGによる超実写版リメイクでも主題歌となり、オリジナルの冒頭部分を概ね再現する第1弾トレーラーにも採用された[7]。この新しいヴァージョンは、2005年から2018年にかけてロンドンで上演されたこの映画をベースにした舞台で、ラフィキ役を演じたブラウン・リンディウェ・ムハイゼが歌手を務めている[8]。しかし、冒頭のズールー語の部分はレボ・Mによる1994年のオリジナル版を使用している。
アメリカ合衆国の音楽評論家は、この曲の構成とメッセージ性について高い評価を与えたが、イギリスの批評家は毀誉褒貶であった。