開発者 | The FreeBSD Project |
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プログラミング言語 | C、C++、Roff、Shell、Assembly、Makefile |
OSの系統 | BSD |
開発状況 | 開発中 |
ソースモデル | オープンソース |
最新安定版 |
14.2-RELEASE - 2024年12月3日[1] [±] 13.4-RELEASE - 2024年9月17日[2] [±] |
リポジトリ | |
パッケージ管理 | pkg, ports |
プラットフォーム | x64, x86-32, ARM64, ARM, RISC-V, PowerPC, PC-98, SPARC64, Alpha, IA-64, MIPS, Xbox, Wii, Xen, Nintendo Switch |
カーネル種別 |
モノリシックカーネル (モジュールも使用) |
ライセンス | BSDライセンス |
ウェブサイト |
www |
FreeBSD(フリービーエスディー)は、フリーでオープンソースのUnix系オペレーティングシステム (OS) である。Research UnixをベースにしたBerkeley Software Distributionに由来しており、最初のバージョンは1993年にリリースされた。2005年には、FreeBSDは最も人気のあるオープンソースのBSDオペレーティングシステムとなり、単純に寛容にライセンスされたBSDシステムのインストール数の4分の3以上を占めていた。
FreeBSDはLinuxと似ているが、 範囲とライセンスに2つの大きな違いがある。すなわち、Linuxはカーネルとデバイスドライバのみを提供し、システムソフトウェアをサードパーティーに頼っているのに対し、FreeBSDはカーネル 、 デバイスドライバ 、 ユーザーランドユーティリティ、およびドキュメントといった完全なシステムを維持している。FreeBSDのソースコードは通常、寛容なBSDライセンスでリリースされており、Linuxで使われているコピーレフトのGPLとは対照的である。
FreeBSDプロジェクトには、ベースディストリビューションに含まれるすべてのソフトウェアを監督するセキュリティチームが含まれている。広範囲のサードパーティー製アプリケーションを追加するには、 pkgパッケージ管理システムやFreeBSD Portsを使ったり、ソースコードをコンパイルしたりしてインストールすることができる。
系譜的にはUNIX本流ともいえるOSであり、過去にはHotmailなどのサーバとして利用されていた実績を有するが、現在では多くがLinuxに置き換えられている。現在の利用状況に関しては、デスクトップOSのシェアは0.01%以下で計測不能であり[3]、サーバOSのシェアは0.1%程度と[4]、泡沫ともいえる厳しい状況が続いている。一方でNetflix社のようにFreeBSDサーバを積極的に活用し[5]、1台あたり400Gbpsという規模のコンテンツ配信を行っているところもある[6]。