GNU Readline

GNU Readline
開発元 Brian Fox, Chet Ramey
最新版
8.2 / 2022年9月26日 (2年前) (2022-09-26)[1]
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
C言語
対応OS 各種
ライセンス GNU General Public License
公式サイト 公式サイト
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GNU Readline(グニュー・リードライン)は、GNUプロジェクトが開発・保守しているライブラリの1つ。GPLでライセンスされ、bashなどのプロジェクトで使われている。

Readlineを使ったアプリケーションでは、CTRL-B押下でカーソルを1文字ぶん戻し、CTRL-F押下で1文字ぶん進め、CTRL-Rでコマンド履歴を検索できる。これらのショートカットキー(前述はデフォルトであり、vi風のバインディングも可能)はGNUの最も有名なプロジェクトであるテキストエディタGNU Emacsに倣ったものである。Readlineには他にも、キルリング(コピー・アンド・ペーストをより柔軟にしたもの)、コマンド行補完といった基本機能がある。クロスプラットフォームのライブラリであるため、アプリケーションの行編集動作を各種システムで同一にすることができる。

Readlineは設定ファイルでカスタマイズでき、設定ファイルの位置はデフォルト (~/.inputrc) もあるが、アプリケーションで指定したパスでもよい。このファイルでキーバインディングなどをカスタマイズできる。

  1. ^ https://lists.gnu.org/archive/html/info-gnu/2022-09/msg00013.html

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