hCardとは人物、企業、団体、場所の詳細な連絡先(名前だけになることもある)を(X)HTML、Atom、RSSや任意のXMLで生成するマイクロフォーマットである[1]。hCardマイクロフォーマットはvCard (RFC 2426)のプロパティと値の表記法を使って行い、HTMLクラスと「rel」属性を使用して識別する。
詳細を書き出したり、表示したり、他のウェブサイトやマッピングツールでの使用、索引や検索、アドレスブックプログラムへの読み込みをするための構文解析ツール(例として他のウェブサイトやFirefoxのOperator)に対応している。
2009年5月、GoogleはhCard、hReview、hProductといったマイクロフォーマットの構文解析に対応し、検索結果ページで事前設定できるようにしたと発表[2]、2010年9月にはローカル検索結果ページにhCard、hReviewの情報を表示させる意向を発表した[3]。2011年2月、Facebookもイベント会場のマークアップにhCardの使用を開始した[4]。
- ^ Sikos, Leslie (2011). Web Standards: Mastering HTML5, CSS3, and XML. Apress. ISBN 978-1430240419. https://books.google.co.jp/books?id=c4_wQQ1iajgC&dq=&redir_esc=y&hl=ja 2013年5月10日閲覧。
- ^ Goel, Kavi (2009年5月12日). “Introducing Rich Snippets”. Google Webmaster Central Blog. Google. 2009年5月25日閲覧。
- ^ Blumenthal, Mike (2010年9月22日). “Google Announces Full Support for Microformats in Local”. Understanding Google Maps. 2010年9月30日閲覧。
- ^ Protalinski, Emil (2011年2月18日). “Facebook adds hCalendar and hCard microformats to Events”. ZDNet. 24 March 2011閲覧。