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様式 | セリフ |
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分類 | オールドスタイル |
デザイナー | Jonathan Hoefler |
制作会社 | Hoefler & Co. |
発表年月日 | 1991年 |
Hoefler Textは、Jonathan Hoeflerによるオールドスタイル・セリフの欧文フォントで、先進的な書体技術を披露するショーケースとして1991年にApple Computerが発表した[1]。本文に適した汎用性の高いフォントとして、GaramondやJansonなどの古典的なフォントを参考にしている[2]。
Hoefler Textは、System 7.5(日本語版は「漢字Talk 7.5」)以降のClassic Mac OS、macOSのすべてのバージョンに搭載されている。Hoeflerの会社であるHoefler & Co.(旧称Hoefler & Frere-Jones)は、この書体の開発を継続しており、幅広いバリエーションを開発して販売している[3] 。
Hoefler Textは、デスクトップ・パブリッシングの成長期に、すべてのMacに無料で提供され、印刷文書の作成が劇的に容易になった時代に、それまでプロの印刷業者だけが関心を寄せていた書体の機能に対する認識を高めた[4][5][6] 。『ニューヨーク・マガジン』は2014年に「多くのフォントマニアを生み出すのに貢献した(helped launch a thousand font obsessives)」と評している[7] 。Hoefler Textは、2010年までウィキペディアのロゴに使用されていたが、Linux Libertineに変更された。