すべての行進への正義と警察の暴力に対する全国的な行進
ワシントンD.C. 2014年12月
I can't breathe(アイ・キャント・ブリーズ、日本語: 息ができない)は、アメリカ合衆国のブラック・ライヴズ・マター運動と関連付けられるスローガン。白人警官による過剰な力の結果、逮捕中に窒息死した2人のアフリカ系アメリカ人男性、2014年のエリック・ガーナー、2020年のジョージ・フロイド、それぞれが発した言葉から派生したフレーズは、アメリカ合衆国における警察の暴力行為に対する抗議として使用されている。
特に、後者に端を発する2020年の世界的に広がった抗議運動については、偶然の産物ながらもマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの有名な「I Have a Dream」と韻を踏んでいることや彼の率いたアフリカ系アメリカ人公民権運動に匹敵する規模であるとの評価などから、「I Have a Dream」と並べて引用する論評が多くみられる[1][2][3][4][5][6][7]。
- ^ 「The Latest Atlanta protests have festive air with music」『Associated Press』The Washington Post、2020年6月5日。2020年6月7日閲覧。
- ^ Miguel Lawner「"I have a dream"…"I can' t breathe"」『elsiglo』elsiglo、2020年6月6日。2020年6月7日閲覧。
- ^ Andrea Latinović「video OD 'I HAVE A DREAM' DO 'I CAN'T BREATHE' Amerika će pobijediti sve, ali za onu najtežu bitku, protiv rasizma, trebat će」『direktno』direktno、2020年6月6日。2020年6月7日閲覧。
- ^ Omar Ali Awan「I can' t breathe」『Daily times』Daily times、2020年6月6日。2020年6月7日閲覧。
- ^ Paul Schwartzman「As protesters gather in D.C., they wonder if their moment will endure」『The Washington Post』The Washington Post、2020年6月6日。2020年6月7日閲覧。
- ^ 瀬島隆太郎「「私たちはいまだに人間として扱われていない」キング牧師の長男が訴えるアメリカの正義」『FNNニュース』フジテレビジョン、2020年6月5日。2020年6月7日閲覧。
- ^ Sergio Heredia「'I have a dream'」『lavanguardia』lavanguardia、2020年6月7日。2020年6月7日閲覧。