IBM PC DOS

PC DOS (IBM DOS)
バージョン 1.10 のコマンドライン
開発者 IBMマイクロソフト
OSの系統 MS-DOS
開発状況 歴史上のオペレーティングシステム
ソースモデル クローズドソース
最新安定版 PC DOS 2000 / 1998年
既定のUI コマンドラインインターフェース
ライセンス プロプライエタリ
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IBM PC DOS 1.1 のユーザーマニュアルと5.25インチ・ディスケット

IBM PC DOS英語: The IBM Personal Computer Disk Operating System)は、IBMが1981年から2000年代初めにかけて販売した、IBM PCとそのシリーズ向けのオペレーティングシステム(OS)である。

IBMはIBM PC用のOS開発をマイクロソフトに依頼し、1981年からPC DOSを販売開始したが、このOSをマイクロソフト経由で他社にOEM提供したものがMS-DOSである[1][2]。PC DOSとMS-DOSはバージョン5までは同一内容だが、OS共同開発契約が終了してIBMとマイクロソフトがそれぞれ開発となったバージョン6.x以降は独自機能も追加され、IBM版はPC DOS 2000が最終版となった。なお日本語版ではバージョンJ4.05からDOS/Vも登場した。

  1. ^ 本当に知っている?Windows XPの基礎[アーキテクチャ編](第2回)なぜDOSアプリがWindowsで動くのか? - 日経XTECH「何とか納期に間にあった「PC-DOS」だが,Microsoftが他社にOEM供給する際には,自社の商標である「MS」を付け「MS-DOS」と呼んだ。」
  2. ^ 世界のOSたち - コンピューターを支える一時代を築いた「MS-DOS」- +Digital「最初のMS-DOS「PC DOS 1.0」が誕生しました。IBMとMicrosoftとの契約では、開発したOSを他社へOEM(他社ブランドの製品を製造すること)供給することが認められていた」

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