作者 | Robert McCool ほか[1] |
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開発元 | NCSA |
初版 | 1993年12月 |
サポート状況 | 終了 |
種別 | Webサーバ |
公式サイト | http://hoohoo.ncsa.uiuc.edu/[リンク切れ] |
NCSA HTTPdは、NCSA(米国立スーパーコンピュータ応用研究所)の Robert McCool らによって開発されたWebサーバである[1]。このWebサーバはティム・バーナーズ=リーのCERN httpdに次いで、世界で二番目に開発された。しばしば、World Wide Webのクライアント・サーバにおいてMosaicWebブラウザに対応するサーバとみなされていた。また、Common Gateway Interface(CGI)を初めて導入したWebサーバでもあり、動的なWebサイトを生成することを可能にした。
開発は徐々に遅くなり、そのコードベースは独立プロジェクトであるApacheプロジェクトに引き継がれ、開発が継続された。一方NCSAはバージョン1.5を最後に開発をやめた。一時期、NCSA HTTPdはインターネット上のWebサーバの95%以上で使われていたが、そのほとんどがApacheに移行した。
NCSAのコードはApacheが全面的に書き換えられた過程で削除された。2014年1月時点で、Apacheを採用しているWebサーバは全体の36%である[2]。