PDP-1

コンピュータ歴史博物館のPDP-1と「スペースウォー!」の開発者スティーブ・ラッセル。大きな筐体がプロセッサを格納している。制御パネルが机の上の部分に見えている。その上に銀色の紙テープリーダーがある。さらにその上の縦のスロットが紙テープライターである。机の左に載っているのが Soroban 製コンソール・タイプライターで、ラッセルの背後に見えているのが Type 30 CRTディスプレイである。

PDP-1 (Programmed Data Processor-1) はDEC社のPDPシリーズの最初のミニコンピュータであり、1959年から開発が始まり、1960年に出荷を開始した。MITBBNなどいたるところでハッカー文化を生み出した重要なコンピュータである[1]。不特定多数向けとして世界初のコンピュータゲームと言われるスペースウォー!が動作したことでも知られている[2]

  1. ^ Computer History Museum. “Computer History Museum PDP-1 Restoration Project — Introduction”. 2011年4月6日閲覧。
  2. ^ 上村雅之 (3 2009). “テレビゲームの産業・技術史(第一部) ― 世界初のテレビゲームブーム ―”. デジタルゲーム学研究 3 (2). https://doi.org/10.9762/digraj.3.2_191. 

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