Pcap

libpcap
開発元 The Tcpdump team
最新版
1.10.5 / 2024年8月30日 (5か月前) (2024-08-30) [1]
プログラミング
言語
C、Yacclex、アセンブラ
対応OS LinuxSolarisFreeBSDNetBSDOpenBSDmacOSUnix系OS
サポート状況 開発中
種別 パケットキャプチャー用ライブラリ
ライセンス BSDライセンス
公式サイト www.tcpdump.org
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WinPcap
開発元 CACE Technologies
最新版
4.1.3 / 2013年3月8日 (11年前) (2013-03-08)
対応OS Windows
サポート状況 開発終了
種別 パケットキャプチャー用ライブラリ
ライセンス www.winpcap.org/misc/copyright.htm
公式サイト www.winpcap.org
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Npcap
開発元 the Nmap project
最新版
1.80 / 2024年9月16日 (4か月前) (2024-09-16)
対応OS Windows
サポート状況 開発中
種別 パケットキャプチャー用ライブラリ
ライセンス github.com/nmap/npcap/blob/master/LICENSE
公式サイト nmap.org/npcap/
テンプレートを表示

pcap (packet capture) とは、コンピュータネットワーク管理の分野におけるパケットスニファのためのAPIである。Unix系のシステムではpcapはlibpcapとして実装されている。Windowsではlibpcapを移植したWinPcapが使われていたが、開発が終了したためWindows Vista以降を対象としたNpcapが後継として使われている。

モニタリングソフトウェアは、ネットワーク上を流れているパケットをキャプチャするためにlibpcapやWinPcapを利用することができる。さらに新しいバージョンでは、リンク層上にパケットを送り出すことや利用可能なネットワークインターフェースの一覧を取得することもできる。

libpcap/WinPcapはキャプチャしたパケットをファイルに保存したり、保存したファイルから読み出したりできる。つまり、アプリケーションはキャプチャしたネットワークのトラフィックをそのまま解析したり、いったん保存したトラフィックを解析することが、単一の解析プログラムだけで実現できる。libpcap/WinPcapのフォーマットで保存されたファイルは、そのフォーマットを理解するアプリケーションによって読み込める。

libpcap/WinPcapは、オープンソースや商用のネットワークツールのパケットキャプチャ・フィルタリングエンジンを提供している。これにはプロトコル・アナライザ(パケットスニファ)、ネットワークモニタ侵入検知システム、トラフィックジェネレータ、ネットワークテスターなどが含まれる。

pcap APIの実装はC言語C++で書かれており、Java.NET、さらにスクリプト言語などではたいていラッパーが利用可能である。

  1. ^ TCPDUMP/LIBPCAP public repository”. 2025年2月7日閲覧。

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