SDS 940 は、サイエンティフィック・データ・システムズ (SDS) の開発したメインフレーム。SDS 930 の主に集積回路で構築された24ビットCPUをベースとした、タイムシェアリングを直接サポートする設計のマシンである。1966年2月に発表され、4月から出荷された。1960年代の Tymshare 拡大の原動力となった。また、スタンフォード研究所の有名な "oN-Line System" (NLS) はこのマシン上に構築された。
1969年、SDSがゼロックスに買収されると、同社はゼロックス・データ・システムズ (XDS) と改称され、マシンも XDS 940 と改称された。