Turbo Basic

PowerBASIC
登場時期 1989年 (1989)
開発者 Robert "Bob" Zale (b. 1945, d. 2012)
最新リリース 10.0/ 2011年5月4日 (13年前) (2011-05-04))[1]
影響を受けた言語 Turbo Basic
プラットフォーム Windows (32-bit のみ)・MS-DOS
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Turbo Basic は、元々は Robert 'Bob' Zale が開発したBASICコンパイラであり、ボーランドが製品化した。ボーランドが販売終了を決定したとき、Zale はそれを引き取り PowerBASIC に名称を変え、同名の会社を立ち上げてサポートと開発を継続した[2]

1985年に発売されたソフトウェアであり、当時のボーランドの言語製品である Turbo Pascal 4.0、Turbo C 1.0/1.5、Turbo Prolog 1.1 とよく似た黒い画面が特徴だった。青い画面がボーランドの特徴となるのは1989年ごろの Turbo C 2.0 や Turbo C++ 1.1 からであり、そのころには Turbo Basic や Turbo Prolog は既に販売終了していた。

当時の多くのBASIC処理系とは異なり、Turbo Basic は完全なコンパイラであり、MS-DOS用のネイティブなコードを生成した。他の実装はインタプリタだったり、ランタイムライブラリに依存していた。統合開発環境内でBASICプログラムを実行しデバッグすることが可能で、生成したEXEファイルは完全に単独で動作可能で、Turbo Basic 製品や、ランタイムライブラリのインストールは不要だった。

  1. ^ Release of PowerBASIC 10.0 Compiler for Windows
  2. ^ Gerald Krug (1987). The Program Begins. Lulu. ISBN 0961289007 

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