XZ Utils

XZ Utils
作者 Lasse Collin
開発元 The Tukaani Project
最新版
5.6.4 / 2025年1月24日 (48日前) (2025-01-24)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
C言語
対応OS クロスプラットフォーム
種別 データ圧縮
ライセンス パブリックドメインソフトウェア.[1] (詳細は#開発と採用を参照)
公式サイト https://tukaani.org/xz
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XZ Utils(以前のLZMA Utils)は自由コマンドライン可逆圧縮ソフトウェアのセットであり、LZMAxzを含んでいる。Unix系オペレーティングシステムおよび、バージョン5.0以降はWindowsにも対応している。

xzはgzipbzip2のような代替ソフトウェアよりもより高い圧縮率になる。 伸長速度はbzip2より速いが、gzipよりも遅い。圧縮はgzipよりもだいぶ遅くなることがあり、高圧縮ではbzip2よりも遅い。圧縮されたファイルが頻繁に使われるときに最も有用となる。[2][3]

XZ Utilsは大まかに2つの構成要素からなる。

  • xz。コマンドラインの圧縮・伸長ソフトウェア(gzipに類似している)
  • liblzmazlibに似たAPIを持つライブラリ

様々なコマンドラインのショートカットがある。例えばlzmaxz --format=lzma)、unxzxz --decompressgunzipに類似している)、そしてxzcatunxz --stdoutzcatに類似している)。

XZ Utilsはxzlzmaファイル形式の両方を圧縮・伸長できるが、LZMA形式は今やレガシー[4]であるため、 XZ Utilsはxz形式をデフォルトとして圧縮する。

2024年3月29日、本ソフトウェアのバージョン5.6.0と5.6.1に、悪意を持って仕掛けられたバックドアが発見された[5]。下記#サプライチェーン攻撃参照。

  1. ^ 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「licensing」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません
  2. ^ Henry-Stocker, Sandra (2017年12月12日). “How to squeeze the most out of Linux file compression” (英語). Network World. 2020年2月9日閲覧。
  3. ^ Gzip vs Bzip2 vs XZ Performance Comparison” (英語). RootUsers (2015年9月16日). 2020年2月9日閲覧。
  4. ^ 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「LZMA_Utils_Are_Legacy」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません
  5. ^ Freund, Andres (2024年3月29日). “backdoor in upstream xz/liblzma leading to ssh server compromise”. oss-security mailing list. 2024年3月30日閲覧。

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